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【管理会社・不動産オーナー必見!】心理的瑕疵物件と、霊感ゼロでもできる対処法

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本記事の内容

  • 霊感ゼロでも霊がいるのかどうか確認する方法がわかる
  • 霊感ゼロでもできる怪現象の対処法がわかる
  • 実際にあったアパートにおける霊現象に関するエピソード3選のご紹介

 

不動産オーナーと不動産管理会社にとって、おそらく最も悩ましいのが「事故物件」です。

賃貸していた物件で、まさかの自殺、殺人事件、火災などの事故死、孤独死など。

多額のローンも抱えているのに、家賃は下げざるを得ないわ、他の部屋の入居にも影響が出るわと、もう散々。

こういった物件は、「心理的瑕疵物件」とも言われます。

 

 

Tips

「心理的瑕疵物件」とは?

自殺・他殺・事故死・孤独死・近隣に墓地や嫌悪・迷惑施設が立地している、もしくは指定暴力団構成員等が居住しているといった物件のこと

 

 

中でもタチが悪いのは、「霊現象が起こる」というものです。

何故なら、常人にはその現象を確認する術も、解決できたのかを確認する術もないからです。

水が漏れたとか、設備が壊れたというのは、見ればわかりますし、修理してその不具合が解決された様子も一目瞭然です。

しかし、見える人、感じる人だけがわかるものというのは、それを解決してくれる人を探すことさえ難しいのです。

本記事では、大手住宅メーカーで不動産管理の業務を担当していた筆者が、過去、実際に寄せられた相談を基に、解決する術を得るまでの奔走ぶりと、霊感ゼロの筆者でもできた、簡単な対処法(お祓い)を解説します。

 

 

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※ただし、あくまでも簡易的なものですので、解決できる状況には限界があることは予めご注意ください。

本記事でご紹介する内容で、どんな状況も解決するわけではありません。

エピソード1「お母さん」

それは今から数年前の12月下旬のこと。

あと数日で仕事納めというタイミングで、とある貸家に入居したいという家族が現れました。

50歳くらいの母親と、20代の長男、10代の長女という3人家族。

今まで3人別々に生活していたらしいのですが、同居することになったんだとか。

さらに小型犬を2頭飼っていたので、ペットと暮らせる家が希望でした。

入居希望日を聞いてみると、明日にでも入居したいとのこと。

年末に急ぎの入居…なんとなく嫌な予感がしましたが、とりあえず保証会社の入居審査も通過したので、最短で入居できるよう手続きを進めました。

ちなみに母親名義では入居審査が通らなかったため、急遽、長男名義で契約してもらうことになりました。

審査が通らなかった理由はわかりません(保証会社はその理由を明かさないため)。

しかし、過去にカード決済が規定日数以上遅れたとか、そういったことでも信用には傷がつくため、さほど珍しいことではないので、その時にはそのことはそれほど気になりませんでした。

しかし契約時、入居者全員の免許証を確認した際には、さすがに不安になりました。

母親の免許証の裏に住所の遍歴が記載されていたのですが、この1年の間に3度も住所を変えていたのです。

しかもさほど変わりのない場所で。

とても嫌な予感がしましたが、長男と長女には特段不審な点もなかったので、そのまま契約金を頂き、鍵を渡しました。

 

 

 

払われない家賃

それから間もなく、家賃が支払われなくなりました。

督促をしてもまるで改善されず、3ヶ月が経過しました。

そのうち電話にも出なくなったので、直接訪問することにしました。

午前中だというのに、リビングの掃き出し窓には厚手のカーテンが閉じられています。

しかし、カーテンの丈が寸足らずで、下の方が丸見えでした。

ふと見ると、布団が敷いてあるのが見えました。

しかも誰か寝ている様子です。

テレビドアホンのボタンを押します。

 

 

 

 

…。

反応がありません。

誰も出てこないというより、テレビドアホンが鳴っている感じがしないのです。

よく見ると、テレビドアホンに通電していることを示すランプが消えています。

故障なのか、ブレーカーでも落としているのか。

仕方なく、リビングの窓をノックします。

「すみませーん」と呼びながらコツコツと窓を叩いていると、寝ている人がむくりと起き上がりました。

母親のようです。

仕事してないのか?

単に休日なのか?

窓をガラガラと開けて母親が「はい?」と怪訝そうな顔をしたので、会社と私の名前を伝えると、顔色がサッと変わって「お世話になっています」と頭を下げました。

家賃滞納の件を伝えると、母親と長女は既にパートを辞めてしまった状態らしく、長男しか収入がないため家賃が払えていないと言われました。

テレビドアホンが鳴らなかったことを尋ねると、電気が止められていると言われました。

まだまだ肌寒い2月の終わりのことでした。

何にせよ、今後のことを相談したいので、長男から一度連絡が欲しいと伝えてその場を去りました。

それから2週間ほど待ちましたが、一向に連絡は無く、こちらから電話をしても出てくれず、返信もない状態だったので、仕方なくもう一度訪問することにしました。

 

 

 

痣(あざ)

家の状況はまるで変わっていませんでした。

前回同様、リビングの窓をノックしてみると、やはり寝ていた母親が顔を出しました。

一目見てギョッとしました。

左目の周りに、まるでマンガのような赤アザができています。

誰かに殴られたとしか思えません。

咄嗟に長男のことが頭をよぎりましたが、聞けるはずもなく、努めて淡々と、長男から一度連絡をもらえるようお願いし、その場を去りました。

それからさらに1ヶ月が経ちましたが、やはり連絡はありませんでした。

この状況に、遂にオーナー側から解約の申し入れがありました。

要するに追い出してくれ、ということです。

またリビングの窓をノックすると、今度は長女が姿を見せました。

「お母さんはいらっしゃいますか?」と尋ねると「今はちょっと…体調が…」と言葉を濁します。

やけに小声なのは、中に母親がいるのでしょう。

ふいに、あの赤アザが頭をよぎり、不穏な想像をしますが、まさかとすぐに打ち消します。

「お話なら私が聞きます」という彼女に、家賃を払うつもりがないなら出て行って欲しいと伝えると、「私も最近バイトが決まって働いています。兄も変わらず働いています。ただ、母は…」と言いづらそうな様子。

そこで、聞いて良いものか迷ったものの、気になっていたことを聞いてみることにしました。

「先日伺った際に、お母さんがお怪我をされていたようですけれど…」

すると長女は「ああ…。あれは兄が殴ったんです」とあっさり。

それでこちらはすっかりDV的なことを想像したのですが、それを察したのか「でも、あれはあの人も悪いんです。兄が、自分だけの稼ぎじゃ足りないから働いてくれって言っただけなのに、逆ギレして、掴みかかって…」とのこと。

しかし、母親を"あの人"呼ばわり…なんとなく家族間の軋轢を感じました。

その後、長女はすいませんと平謝りするばかり。

とにかく、お兄さんから連絡を下さいと伝えてその日は帰りました。

 

 

 

急転

その翌日、ようやく長男から連絡がありました。

今後のことについて話をしたのですが、「今後は心を入れ替えてキチンと家賃を払いますから、このまま住ませて下さい。今までの滞納分は分割で支払います」の一点張り。

この時点で4ヶ月家賃滞納。

この状態でそんな話をされても、今更信用などできるわけがありません。

私も「今更それは受け入れられません。来月末までに出て行って下さい」と機械的に繰り返すしかありませんでした。

何巡目かのやり取りの後、諦めたように「…わかりました」と長男。

それでは、引越しの日が決まったら連絡下さいと伝えて電話を切りました。

 

 

 

そうして、約束の期日が近づいたある日、会社に長男から連絡がきました。

引越しの日が決まったんだな、と思い、受話器を耳に当てた私に長男は「母が死にました」と言いました。

 

 

 

訃報

「母が死にました」

耳を疑うような一言。

しかし、長男は確かにそう言いました。

今の貸家を、あと数週間のうちには出ていかなければならないというこのタイミングで。

ふと、長男に殴られて赤アザのできた母親の顔を思い出し、「事件」という言葉が頭に浮かびましたが、まさかと否定します。

事情を聞いてみたところ、自宅で急に倒れたとのこと。

そこで救急車で病院に搬送されたが、間もなく死亡したということでした。

死因は心筋梗塞。

彼は続けて、49日が終わったら出て行くので、それまで待ってもらえませんか?と言いました。

心情は理解できました。

しかし、仕事として考えれば、待つ理由にはなりません。

結局、長居させればさせるほど、後で回収しなければならない家賃が増えるからです。

やんわりと待てないことを伝えると、長男は「…わかりました」と答えて電話を切りました。

 

 

 

不穏

それから数日後、聞き覚えのない名前の女性から私宛に電話がありました。

女性は、亡くなった母親の友人だと名乗りました。

そして、滞納金額によっては自分が立て替えても良いから、遺された息子たちをもう少しの間住み続けさせてやってくれないか、と言いました。

赤の他人がそこまで言うとは、何か余程深い縁があったのかと尋ねたところ、学生時代の同級生で、ずっと付き合いがあったと言いました。

ただ時々、彼女とは縁があったから仕方ないけど、あんなろくでもない子供たちの面倒なんて本当は見たくない、なんてことを口走るので、じゃあ何故こんな面倒を買って出たのかと尋ねると、急に声を潜めるように「…こんなこと言うと、頭おかしいと思われるかも知れないけど…」と前置きをして、こんな話をしてくれました。

母親が亡くなった後、その貸家に霊現象が起こるようになったというのです。

母親は生前、二階に3室ある洋間の一番奥の部屋を寝室にしていたそうなのですが、母親の死後、毎晩その部屋から呻き声が聞こえたり、風も無いのにドアが開閉したりするようになったと、長男、長女から相談されたんだそうです。

そこでその女性は、知り合いの不動産屋と拝み屋みたいなことを生業としている人を連れて、現場に行ってみたんだとか。

そこで長女に、そういった現象が起こる時間は決まってるのかと尋ねると、大体夜中の2時頃というホラーのお約束みたいな話だったそうで、じゃあとりあえず確認してみるかと、そこに泊まり込んだんだそうです。

みんなで一階のリビングで今か今かと待っていると、まさに2時頃、二階でドアがバタンバタンと荒々しく開閉する音がし、次にギシギシと床を誰かが歩くような軋み音、さらに女性の苦しそうな呻き声を、そこにいた全員が聞いたそうです。

女性はこんな時のために呼んでいた拝み屋に除霊を依頼し、日を改めて除霊の儀式をしたんだそうです。

しかし失敗。

拝み屋は失敗の理由を「本人がまだ死んだことに気づいていない。たぶん、暫くすればそのことに気づいて成仏するだろうから、それまでは息子達と過ごさせた方が良い。でないと、この貸家がお化け屋敷になって、次の住人に迷惑をかけてしまうことになる」と言ったんだそうで、それで"もう少しの間住み続けさせてやってくれないか"という話だったんですね。

とは言え、"もう少しの間"というのは期間の定まらない話ですし、"暫くすれば成仏するだろう"というのも"たぶん"という不確定な話ですし、とにかく全てがボヤッとした話でした。

一通り話し終えると、その女性は「正直言って、あの子達のことなんてどうでも良いの。でも、同級生が成仏できずに彷徨ってるなんて聞いたら、放っとけないじゃない」と付け加え、「ところで、あの子達が滞納してる金額を教えてくれる?私に出せるお金なら立て替えるから。私は自分でアパート経営もやってるし、お金には別に困ってないの」と言うので、じゃあと金額を伝えると「無理」と即答でした。

60万円くらいありましたから、流石にそこまでしてやる義理はない、くらいに思ったのでしょう。

「色々変なこと言っちゃってごめんなさいね」などと言い残し、電話は切れてしまいました。

しかし、今の怪しげな話は本当でしょうか。

これについては住人に問い質す必要があります。

私は早速貸家に向かいました。

いつも通りリビングのカーテンは閉じて…いません。

開いています。

ふと覗いてみると、薄暗いリビングの片隅に骨壺があり、その前に線香立てが置かれていました。

立ち上る線香の煙を見た瞬間、思わずゾッとして、そのまま帰ってしまいました。

帰社してすぐに長男に電話をし、そこで先程電話の女性の名を伝えると「母の友人で、家族ぐるみでお世話になってる人です」とのこと。

霊現象のことを尋ねると「ああ…そうですね。ありますね」と即答。

具体的な現象や、拝み屋の件など確認してみると、内容は完全に一致。

こうなると、できれば家賃をキッチリ払ってもらって、このままこの家族に住んで欲しいという気持ちにもなりましたが、現実的に支払い能力は無さそうです。

となれば、とりあえずこの家族には出て行ってもらったうえで、お祓いのできる人を頼むくらいしか方法はなさそうでした。

そして、私の"お祓いのできる人"探しが始まったのです。

 

 

 

霊能者探し

その日から、お祓いのできる人探しが始まりました。

とにかく、あらん限りのつてを頼ってお祓いのできる人を探しましたが、中々それらしき人に出会えません。

「あの人どうかな?」と紹介されても、前世が見えるスピリチュアルカウンセラーとか、新興宗教や密教の関係者とか、イチかバチか感が半端ありません。

いや、こういうのは、そもそもイチかバチかなのかも知れませんが、もっとこう…せめて人間的に信頼のおけそうな人はいないのかと探したところ、過去40年以上に亘って、地元では有名な神社でお祓いを担当しているという宮司さんを紹介してもらいました。

聞けば、お祓いの実績も豊富で、自殺現場のお祓いなどにも駆り出されている、知る人ぞ知るという方でした。

そこで、早速連絡をとって、お話を聞いてもらいました。

こういう相談は初めてなので、いきなり結構な相談料を請求されたりするのかな?という不安もちょっぴりあったのですが、まるでそんなことはありませんでした。

それどころか、まずはもっと詳しく状況を確認したうえで、お祓いが必要かどうかを判断するが、それまでは無料、というスタンス。

念のため「もしもお祓いが必要になったら?」と費用を確認すると「3万円」とのこと。

ちょっと立派な地鎮祭をする程度ですから、取り立てて高いとは思いません。

そこで、もう少し突っ込んだお話をさせていただくことにしました。

 

 

 

誰でもできる現場確認方法

まずは誰でもできるという現場確認のやり方を教えて頂きました。

それは、写真撮影でした。

しかも、重要なポイントは1つだけ。

それは全ての部屋の四隅と水廻りを撮影することでした。

撮影者本人に霊感がなくても良いうえ、カメラも一眼レフなどではなく、スマホのカメラで十分と言われました。

いわゆる"出る"家というのは、誰がどんなカメラで撮影しても、おかしなものが写るんだそうです。

特に、部屋の隅と水廻りには出やすいとのこと。

それは例えば、空中に無数に浮かぶオーブ(光の球)であったり、人影であったり、写真が不自然に歪んだり、夜に撮影しているのに窓の外が明るく光り輝いていたりと、とにかく素人目にも「ん?」と首を傾げたくなるような写真が写るんだそうです。

そこで私は、長男と長女がいよいよ引越しする日に同僚を連れて(怖かったので)現場に行きました。

時間は19時過ぎ。

既に外は真っ暗でした。

退去の立ち会い後、家中の写真を撮りまくりました。

言われた通り、部屋の四隅と水廻りです。

立ち会いの際、長男に「その後、現象はどうですか?」と尋ねたところ、「まだ続いています」と答えられたのもあり、ビビりまくりでしたが、とりあえず何事もなくその日は終わりました。

写真を恐る恐るチェックしてみましたが、拍子抜けするほど何も写っていないように見えます。

しかし、見る人が見れば、何か気づくこともあるかもしれないと思い、翌日、宮司さんにプリントアウトした全ての写真を見てもらいましたが、「うーん…」と唸りながら何度も繰り返し写真を見つめた後、「ここ、本当に出ます?」と言われました。

「え?」

「この写真見ても、何も感じませんよ」と言われ、立ち会いの際に「現象はまだ続いている」と長男に言われたことを伝えると、「じゃあ、たぶんそこの兄妹のどちらかに憑いて行きましたよ。だって家族ですもん」と言われました。

ホッとしたのと同時に、でも本当に大丈夫なのかな?という疑問も浮かびました。

そんな私の疑念を見透かしたかのように、宮司さんは「心配なら、念のため私の言う通りのことをして下さい」と、ちょっとしたお祓いの方法を教えてくれました。

 

 

 

霊感ゼロでもできるお祓い

誰でもできるちょっとしたお祓い方法とは、以下の通りです。

step
1
塩を用意する。

本来は神棚に1日くらい上げたものを使うそうですが、すぐに必要な場合には、食塩を火で炒っても良いそうです。

火には神聖な力があるんだそうです。

step
2
玄関ドアの両脇と、建物外周の角に塩を撒く。

戸建住宅で塩を撒くポイント

盛り塩はダメだそうです。

盛り塩というのは元来、人を呼ぶためにすることだそうで、商売をしているお店などの入り口にするのは良いですが、基本的にお祓いの際にすることではないとのこと。

撒くだけでは風で飛び散ってしまうのに大丈夫?と思ったのですが、それで良いのだそうです。

step
3
全ての排水口に塩を撒く。

霊というのは、水廻りに出ることが多いとのことなので、全ての排水口に塩を撒いてください。

これもパラパラと撒くだけです。

キッチンやトイレ、洗面化粧台や洗濯排水口などはわかりやすいと思いますが、ちょっとわかりづらいのが浴室です。

浴室には上図のように、浴槽内と洗い場にそれぞれ排水口がありますので、そのどちらにも撒いてください。

 

これでおしまいです。

カンタンですよね。

実際、この貸家にはその後、別の方が住むことになりましたが、何も起こっていないようで、本当にホッとしています。

 

 

エピソード2「揺れる扉」

エピソード1のお祓いに際し、宮司から神棚に上げられていた塩を頂いて使いましたが、結構大量に頂いたので、お祓い後も余っていました。

なんだか捨てるのも忍びなく、そのまま保管していました。

そんな時、たまたま別のアパートの入居者から「最近、急に霊現象が…」という相談がありました。

引き寄せてしまうのか、こういうのって続くんですね。

その入居者は、アパートに入居してほんの1ヶ月ほど。

結婚を目前に控えたカップルでした。

その彼氏の方に霊感があるんだそうですが、事前の内見の際には異常は無かったそうです。

住み始めてしばらくの間も何も無かったんだそうですが、最近になって毎日のように変なことが起き始めたとのこと。

 

 

その部屋は、アパートの2階の部屋なのですが、玄関を入るとまず階段があって2階へ。

2階へ上がると、リビングへのドアがあり、個室はリビングの先にあるという部屋なのです。

 

 

最初は、彼氏が一人で家にいると、リビングのドアがカタカタ鳴るようになったんだそうです。

最初は、隙間風か何かだと思ったらしく、全く気にも留めなかったとのこと。

そのうち二人で寝ている時にも、やはり同じリビングのドアがカタカタ鳴り続けるようになったんだとか。

やはり隙間風か何かだと思って、キッチンの換気扇を止めたりしたそうですが、効果はなし。

そのうち、そのドアがカタカタ鳴る前に、ギシッ…ギシッ…と何者かが階段を上って近づいてくる音がすることに気づいたそう。

つまり、毎晩誰かが階段を上ってリビングのドアの前までやってきて、ドアをカタカタと揺らし続けている。

もしくは開けようとしているというんですね。

しかも、徐々に彼女にもその音が聞こえるようになり、彼女が一人で家にいる時にも、ドアがカタカタ揺れるようになったので、さすがに気持ち悪くなって連絡してきたとのことでした。

そこで、ふと思いついたのが保管してあった残りの塩。

ダメ元でその塩を携えてアパートへ。

入居者と共にアパートの外周の角に塩を撒き、室内の排水口全てに塩を撒きました。

そして数日後、入居者から「あの後、すっかり現象が治りました!ありがとうございました!」と連絡がありました。

神聖なる塩の力に、ただ驚かされました。

 

 

 

エピソード3「爆ぜる音」

管理している賃貸マンションの住人が、退去していくことになりました。

間取りは2K。

法人名義の契約で、本社のある首都圏から出張の際にホテル代わりにするための部屋だったらしく、そこの男性社員二人が月に何度か泊まっていたそうです。

男性二人なので、一人はこっちの部屋、もう一人はもう一つの部屋と割り振りを決めていたのだとか。

そんな雑談を交わしながら、部屋の確認をし、鍵を返却してもらいました。

そうして、それじゃあ一緒に出ましょうか、という流れになった時、そのうちの一人が私に尋ねてきました。

 

「この部屋、事故物件ですか?」

 

最初、何を言っているのかわかりませんでしたが、少ししてその言葉の意味がわかり、私は尋ね返しました。

「…何かありましたか?」

いや、既に15年以上経っている物件ではあるのですが、事件も事故もゼロ。

過去何度も退去の立会をしていますが、そんなことを言われるのはこれが初めてでした。

すると「もう一人は一度金縛りに遭ったくらいなんですけど、私は寝ているとほぼ毎回金縛りに遭って、胸の上に何かが乗っかってきてたんです。で、目だけは動くんで胸の方を見ると、黒い影が下から這い上がってきてたんですよね…」とのこと。

ゾワっとしました。

なんだか気持ち悪いので、そそくさと部屋を出ようとしていると、「あと、音が凄いんですよ。木が爆ぜるような“パチンパチン“て音が」と言うので、自分の怖さを抑えるためにも努めて冷静に「ああ、それは建物の木が乾燥などのせいで収縮して、パキパキ音がするんです。よくあることです」と答えたのですが、「何分かおきにずっと鳴り続けるんですよ?それで眠れなくて…ずっと耳栓して寝てたんです」

その途端、先ほどまでいた洋室の方から「パチンパチン」と木が爆ぜるような音が鳴り響きました。

「ほら、あの音」

私たちは足早にその部屋を後にしました。

あまりに過ぎるタイミングに、なんだか薄気味悪さを感じていました。

 

 

そこで後日、また会社の同僚を連れてそのマンションへ。

以前教えられた通り、各部屋の四隅と水廻りを撮影してみました。

しかし異常は見られず、今回は「パチン」どころか「ミシリ」とも言いません。

 

念のため、宮司のところに相談に行くと、「今は何もいませんよ。もしかしたら、その音を聞いてたって人にずっと憑いてるのかも」とのこと。

ただ、そうは言ってもやはり気持ち悪いので、塩を撒きたいと言うと、「マンションならここに撒きなさい」と教えてくれたのが下図です。

マンションで塩を撒くポイント

これに加えて、全ての排水口に塩を撒いて作業は完了。

新しいご入居者も入りましたが、なんの問題もなく暮らしています。

 

 

 

まとめ

不動産管理会社、不動産オーナーで、同様の問題を抱えていらっしゃる方は少なくないはず。

もし、同様の現象に悩まされている方がいらっしゃいましたら、試してみて下さい。

ただし、宮司さんに言われましたが、これで何とかなるのは、ある程度までだそうで、あまりにも強いものに対しては効果は薄いと思った方が良さそうです。

どうにもならない時は、やはりその道のプロにお願いするしかないということですね。

では、どうやったらその手のプロに出会えるのか?

はっきりと示すことは難しいですが、一つ分かったのは、法外な謝礼を求められたら怪しいということです。

私の知り合いは、自宅に霊が出るということで、密教系に頼ったらしいのですが、謝礼は10万円ほど。

結界を張ったとかで、確かに効果はあったらしく、その後、家で霊を見ることはなくなったそうですが、少し霊感があるという友人が遊びに来た時に「家には入れないみたいだけど、家の周りを霊がうろついてるよ」と指摘されたそうです。

こちらの足元を見て、相談だけで数万円、お祓いなら数十万円といった金銭を要求するのは、やはりマトモではなさそうです。

まずは各地の有名な神社などにご相談されてはいかがでしょうか?

皆さんの不動産経営が順調であることを、ささやかながらお祈りしております。

それでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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