管理人のプロフィール

 

広大なネットの海にポツンと漂う小舟の如き当ブログ『ラボマドリ』を見つけてくださって、ありがとうございます。

ここでは、当ブログの管理人の自己紹介をさせていただきます。最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

 

管理人について

はじめまして。当ブログの管理人・雷堂と申します。

関東にある私立大学を卒業後、某大手住宅メーカーに20年超勤務しており、これまで住宅の新築、建売住宅の企画・販売、リフォーム、不動産の管理等、様々な業務を担当してきました。

この仕事が好きでたまらず過ごしてきた20年超!・・・なら良かったのですが、正直、何となく気がついたらまだここに居た、といった感じです。様々な業務を担当してきたのも、決して優秀だからではありません。

しかしそのおかげで、優秀故に単一業務のエキスパートになっているような人には見えないものが見え、できないことができるようになった、くらいの自負はあります。

また、新卒で入社した頃から、なぜか間取りを描くことだけは褒められてきました。それまで建築系の勉強をしたことは一度も無かったのですが、何故かこれだけは褒められました。

中でも印象深いのは、入社当時、課題で間取りを描かされた時のこと。同期入社は20名。中には学生時代に設計事務所でバイトしてたなんて猛者もいました。彼の描いた間取りを見せてもらいましたが、クオリティが完全に別次元でした。

その場で批評めいたことは一切ありませんでしたが、後日、人事担当から、当時の設計部長が私が描いた間取りを一番評価していた、と聞かせてもらいました。

もちろん自信を持たせるために、全員に同じことを吹き込んでいた可能性はゼロではありません。それでも、その一言は私に自信を与えてくれました。あの一言がなかったら、今の私は絶対にいなかったと断言できます。

「ひょっとしたら、設計のセンスあるんじゃね?」と勘違いした私は、間取りを描きたいがためにお客さんを探し続けました。

営業センスはお世辞にもあったとは言えませんが、それでも、意地だけで営業を続けた結果、カタチになったものもならなかったものも含め、いつの間にか1,000を超える間取りをクリエイトしていたということに、つい最近気づきました。

流石にこれだけ描いてきた今なら、少しはプロっぽく間取りについて語っても良いかなと思ったのが、このブログを立ち上げたきっかけでした。

法規制や敷地条件をはじめ、施主の要望や予算など、様々な制約の中で生み出される間取りというのは、プランナーのクリエイティヴィティの結晶です。間取りについて深く掘り下げることで、新築やリノベーションなど、間取りについてのヒントを探しているあなたのお役に立てると信じています。

そんな意味を込めて、ブログタイトルを 間取りのLaboratory=「ラボマドリ」 としましたが、先述した通り、私がこの仕事を通じて学んできたことは、間取りのことだけではありません。

家の新築や建売住宅の販売、リフォーム、不動産管理など多岐にわたり、経理などの事務仕事以外はほとんど経験してきました。

間取りをどうしようか? なんていうことは不動産に関する悩み事全体の中では氷山の一角でしかなく、住宅ローンや土地選び、空き家の管理に空室の埋まらないアパートの件など、本当に様々なことでお困りの方は多いもの。

しかも、こういった不動産に関するお悩みというのは、お金が絡むことが多いものです。それも大金が。

ですから、不動産に関するお悩みを抱える方に共通しているのは、「失敗したくない」という想いです。

これまでの経験を活かし、そんなあなたの「失敗したくない」という想いに応えるための情報を発信していきます。

保有資格

この記事を読んでくださっているあなたの「失敗したくない」というお悩みに応えられるように、というわけではありませんが、確かな知識をつけるために資格試験の勉強はそれなりにしてきました。

所有資格は、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、甲種防火管理者 他です。

ご覧の通り、不動産に関する資格はそれなりに取得しましたが、建築士ではありません。ですから、1,000を超える間取りを描き上げたとは言っても、あくまでも経験によって身につけた”技術”と”勘”によるものであることは、ここで明言しておきます。

実務においては、社内の建築士による構造計算等の検証が行われた上で建築が進められてきましたので、法的にも強度の面でも何ら問題はありませんでしたが、当ブログでご紹介する間取りは、そういった検証のされていない状態のものであることをご承知おき下さい。

もしも気に入った間取りが見つかったなら、キチンと有資格者に判定してもらった上でご検討ください。

図面について

ここでご紹介する図面は全て手描きです。それは単純に、私が手描き図面にしか心惹かれないから、というだけです。

もちろん、CADや様々な間取り作成ソフトで描かれたものの方が、見やすさも正確さも圧倒的に上です。しかし、誰が描いても同じタッチにしかならないものには、私は魅力を感じません。

イメージパースも描きますが、数学的にキッチリ正しいものではなく、あくまでもイメージです。

いずれも見づらさはあると思います。まっすぐではない線や、狂ったパースに違和感を覚える方もいらっしゃると思います。しかし、それこそがこのブログの持ち味であり、私だから表現できることなのです。

私が描く図面があなたの心を掴めるかはわかりませんが、いつかそうなれるよう描き続けるだけです。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。